We're sorry but vue-argon-design-system doesn't work properly without JavaScript enabled. Please enable it to continue.

書籍詳細情報

穏やかな雨と 篭もる匂いと

穏やかな雨の日。部屋に篭もる匂いは、一体――

双子の姉妹で、彼女。私、凛の彼女の穏との関係性を説明する言葉だ。大学進学と共に同棲し始めた私達は、ショートケーキよりも甘く、ガトーショコラより濃厚な日々を越え、穏やかな日々を手に入れた。霧雨が降るある日、昼間で寝こけていた私は、穏の「いつもの」奇行に頭を抱えながらも、それでも穏やかな一日を確信して過ごす。この日がいつまでも続くと思って――


穏凛(結月ゆかり穏・結月ゆかり凛)短編小説本

2022/09/11(VOCALOID STREET 05)初版第一刷発行
A5 26P イベント頒布価格 1000 円